【それいけ!体毛マン】

脱毛

体毛マンの登場

 

この世界に生を受けた体毛マンは、毛深いことに特徴がある。

生まれたときは他の赤ん坊と同じくらいだった。

 

だけど、体毛マンが12歳になるころに生え始めた体毛は、徐々に、静かに、強く、そして不動たる精神を持って体毛マンの体を覆い始めた。

 

まるで風林火山だね。

ある日、体毛マンは呟いた。

 

そしていつの日からか、体毛マンと呼ばれるようになった。

体毛マンの誕生秘話である。

 

ここがすごいぞ!体毛マンの体の3つの秘密

 

全身が体毛に覆われる体毛マンには、

 

  • 暑い
  • 臭い
  • キモイ

 

という、体毛マンじゃない人が知らない秘密がある。

 

まず、体毛が濃いため暑さを感じやすい。

年中毛皮を被っているようなものだ。

体毛マンだけじゃなくて、体毛マンを見ている周りの人間にも暑さを感じさせることができる。

それが1つ目のすごさの秘密だ。

 

2つ目の体毛マンの秘密。

それは体臭だ。

実は体毛マン自体はそんなに臭いことはない。

体毛マンの素の体臭は、体毛があまりない人たちと同じ程度だ。

 

しかし、実は体毛マンにしかない秘密がある。

それが、

 

汗を閉じ込める体毛システム

 

だ。

 

体毛マンが汗をかくと、その汗はまず体毛に吸収される。

汗に濡れそぼった体毛が乾く。

すると漂い始めるのが臭さ。

それが、体毛マンの臭さの正体である。

 

我らが体毛マンの最後の秘密が、そのキモさである。

体毛マンを見た人は、眉をしかめることが多い。

 

それは、体毛マンの体毛が、彼らには気持ちが悪いものと映るからである。

肌を黒く染める体毛。

とぐろを巻き、波紋のように丸まる体毛。

そして、シャワーや汗に濡れたときには、びったりとヒルのように肌に張り付く体毛。

 

体毛マン自体は何もしていないのに、体毛マンの体毛を見て、人々はキモいと思うようだ。

これって、すごくないだろうか?

 

体毛マンのライバルは?

 

体毛マンにはライバルがいる。

それが脱毛マンだ。

 

脱毛マンはあの手この手で体毛マンの体毛をなくそうとしてくる。

美容脱毛、医療脱毛、ご家庭脱毛……。

脱毛マンの体毛をなくして無力化しようと開発された数々の技術は、すべて脱毛マンの手によるものだ。

その中でも、脱毛マンに特に効いたのがご家庭脱毛である。

 

脱毛マンは、ケノンと呼ぶ特殊な機械をもちいて体毛マンに攻撃した。

眩しい光。脱毛の光。

 

しかし、その攻撃は、効いていないように思えた。

なぜなら、体毛マンの体毛は体毛オジサンが補充すれば、すぐに顔を出してくるからだ。

 

でも、それが油断を生んだ。

脱毛マンは定期的にケノンを撃ち込みにやってきた。

そしてある日、運命の日がやってきた。

 

体毛マンは気が付いた。

体毛オジサンの補充が、徐々に少なくなっていることに。

 

でも、気が付いたときにはもう遅かったんだ。

脱毛マンの攻撃は止まらなかったし、体毛オジサンの補充は底をついていた。

 

さようなら体毛マン。ありがとう体毛マン

 

こうして脱毛マンとの激しい戦闘を経て、脱毛マンはただのマンに戻っていった。

Theマンである。

 

かつて体毛マンだと呼ばれ、暑い、臭い、キモイと評価されていたTheマンは、今はただの人になっていた。

 

体毛マンのライバルだった脱毛マンは、別の星に生まれた脱毛マンを探しては今日も戦いを挑んでいる。

脱毛マンは去り際にこう言った。

 

ケノンの光。脱毛の光。世の中の体毛マンを駆逐してやる、と。

 

 

僕の脱毛記録:【え、1年でここまで変わるの!?毛深い男がケノンで脱毛したレビュー】

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