体中ムダ毛が多くてコンプレックスだけど、どうしようもないよ……って思っていないだろうか?
ウィズ毛orノー毛?
毛深い人は、神さまに、
汝、毛深く生まれし者
と言われて、生まれてくる。
いわば、ナチュラルボーン毛深いであり、毛深い人たちが意図して毛深くなったわけではない。
生来毛深くなるように生まれてきているので、時がたてば体に毛が生え始め、気が付いたら体のいたるところが毛に覆われていたりする。
なので、臓物、骨、肉、毛という四重構造が、毛深い人たちの体を簡略化した人体記号となる。
それに対して毛深くない人たちは、毛が生えてこない箇所が多く、生えてきても色が薄かったりする。
ナチュラルボーン無毛である。
つまり、この極東アジアに位置する島国の日本には、ナチュラルボーン毛深い(ケブカ族)、とナチュラルボーン無毛(ムモー族)という2つの種族がおり、その覇を競ってきたことになるわけだが、今現在はナチュラルボーン無毛のほうが圧倒的に支持を得ているという状況が起きている。
ムモー達の支配
上で書いたように、この狭い島国日本の中で、ケブカ族(ナチュラルボーン毛深い)とムモー族(ナチュラルボーン無毛)が熾烈な争いを繰り広げてきた。
昔はケブカ族が優勢だった。
だから、特に男にとっては毛深いことはステータスだった。
男らしさの象徴であり、セクシーだと言われたり、権力の象徴だった時もある。
それが今や没落貴族。
ムモー族の勢いは留まることを知らず、ケブカ族が支持された時代には見られなかったほど、もう片方の種族に対しての弾圧が行われている。
つまりケブカ族に対する、暑そう、臭そう、不潔、野蛮、気持ち悪い、毟ってやろうか(笑)?などという言説が社会の隅々にまで浸透しており、ケブカ族は肩身の狭い思いをしている。
かつては権力の象徴であったケブカ族の毛は、無駄毛と呼ばれるようになった。
虐げられしケブカ族に救いの手が?
社会で蔑まれるケブカ族に対しては、それでも、救済の道は用意されている。
それが、ダツモーの儀式を受けることである。
ダツモーの儀式では、特殊な器具を使い、光と痛みを伴う処置が行われ、数ヶ月、もしくは数年ののうちに見た目がムモー族に近くなる。
また時代が下るにつれ、家庭で手軽にできるダツモー儀式キットが何種類も売り出され、実は筆者もそのキットのひとつであるケノンを使った口である。
ケノン、その神秘の道具と儀式
家庭でできるダツモーキットのひとつであるケノンのキットの中身は、主に本体、ゴーグル、冷却シートの3つである。
本体は操作部と照射部に分かれ、照射部にはカートリッジというダツモー儀式で一番重要な光が出る精巧で特殊なパーツが装着されている。
光が出なくなっても、カートリッジは取り替え可能であるので安心である。
余談ではあるが、使用後の評価を製造者に送ると、カートリッジをもらえるキャンペーンなるものも実施しているときがあり、我々使用者にはなかなか嬉しいものである。

※これがカートリッジ
さて、ダツモーの儀式だ。
ダツモーの儀式を始めるには、まずはケノン本体の操作部で設定をしておいたほうがいい。
設定では、強さ、連射回数(一発に威力を集中させるか、複数回に分散させるか)、自動照射の有無が選べる。
いらちな筆者は、最強の強さ、1回照射、マニュアル照射を選択。

ケノンの設定が終わったら、ゴーグルを装着し、冷やしておいた冷却シートを手元に用意する。
この状態で、すでに見た目はサイバーパンクだ。私は未来に生きている感じがした。
あとはシンプルである。
まず、儀式を行う部位の毛を剃る。
そして毛深い箇所に冷却シートを当て少ししたら、今度は照射部を当てる。
最後に、操作部に準備完了の表示がされたら、カートリッジの引き金を引く。
刹那、まばゆい閃光が走り、手元には衝撃、照射された箇所には痛みが走る。
痛みは、指で持った輪ゴムを遠くまで伸ばされ離されたときのようなものに似ている。
我慢できない痛みじゃない。
それでも、再度冷却シートを当てると痛みよりも冷たさが勝り、のちのち赤くなるのを防げるともいわれている。
そしたら、次の照射に備えてカートリッジを移動させ、再度引き金を引く。
これを繰り返す。
そしてこのダツモー儀式を数ヶ月続けると、

このように毛が生えてこなくなる。
ダツモー儀式を終えて
筆者がダツモー儀式を始めたのは、今日この記事を書いている時点では三年前になる。
筆者は首より先(手首足首の先)以外には毛がたくさん生えていたが、今は気になるようなものがなくなった。
以前は腕や胸や脚の毛を隠すような格好をしていたが、今や短パンを履いたり海などというムモー族がたむろする場所にも臆せず行けるように大変化。
ダツモー儀式はいろいろな方法があるが、このケノンに星は5つ与えてもいいと思う出来だ。
ケブカ族のみんなも、ぜひ試してくれよな。


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