【料理とムダ毛にまつわる悲劇】

脱毛

友だちの家で自宅パーティーするから料理作って持っていったら、あまり食べてくれる人がいない……?

 

ムダ毛の多い男の料理はおいしくても人気がない理由

 

料理の腕には自信があるのに、集まりとかで振る舞っても思ったより食べてもらえないことがありませんか?

もしあなたにムダ毛が多い場合、それは、ムダ毛のせいかもしれません。

 

料理人が帽子を被る理由は、毛髪を料理に落とさないためです。

でも、ムダ毛が多い方、とくに腕毛や手毛、帽子を腕に被っていますか?

いませんよね?

 

それを見逃さないのが周りです。

実際には毛が入っていなくても、この人の料理には毛髪に加えて腕毛や他の毛が入っているかもしれない……。

そう思わせてしまうのが、ムダ毛が多い人なのです。

 

ケーキと腕毛。その時、歴史が動いた。

 

僕がいぜん勤めていた会社には、脱毛する前の僕よりも毛深い先輩がいました。

 

顔の半分は青髭や襟元から覗く黒々とした胸毛。夏、半袖から見える肩から指先まで海藻のようにびっしり生えた毛、そしてロッカールームで着替え中に目に入ったカワウソのような脚毛。

 

この先輩は、ちょっと変わったところはあったものの面倒見のいいところなどもあって、悪い人ではありませんでした。

そして、おそらくこの先輩のおかげで、僕のムダ毛が相対的に薄いものと認識されていた節があります。

なぜなら、ムダ毛でいじられているのは、いつもこの先輩だけだったからです。

 

面倒見のいい先輩ですから、ときどき家に同僚を招いてくれたりします。

そしてある日のこと、ケーキを作れるようになったと、先輩の家に集まった何人かでボードゲームをしているときに出してくれました。

 

みんな甘いもの好きだから欣喜雀躍。

先輩に感謝しつつ、食べていたその矢先。

 

悲鳴が響きました。

それは、女性の先輩のものでした。

 

女性の先輩が真っ白な顔をして、ケーキが乗った皿を隣にいた別の女性の先輩に見せました。

その先輩も、悲鳴をあげました。

僕を含めて、その場にいた他の人間にはわけがわかりません。

 

少ししてふたりの先輩は落ち着きを取り戻しました。

原因は、

 

ケーキの生地の中から出てきた毛

 

でした。

 

綺麗に弧を描いた2センチほどの毛がそこにはありました。

 

毛深い先輩は長めの天パ。

なので、毛髪ではないことは確かでした。

 

そしてその場にいた男たちには、それがいわゆる縮れ毛でないことも理解しました(おそらく女性の先輩も口にはしなかったものの、わかっていたのではないでしょうか)。

 

多少の議論のあと、生地の中から現れたその毛は、ムダ毛先輩の腕毛か胸毛であろうという結論に落ち着きました。

その間先輩は謝り倒し、そうやってムダ毛をちゃかす話が好きじゃない(個人的なトラウマから)僕は、微妙な反応をしてやり過ごしていました。

 

そのあと、僕を含めた数人(男だけ)だけが自分たちの皿のケーキを完食したのみで、他の人はそれ以上手をつけようとはしませんでした。

 

後日会社でも世間話として話題になり、毛深い先輩も苦笑いしていましたが、それ以降、先輩の家に遊びにいっても先輩が手料理を振る舞うことはなくなっていきました。

 

手料理さえも食べられなくなるムダ毛の悲劇

 

僕が経験したようなことは、毛深い人ならひとつやふたつあるのではないでしょうか?

もちろんそれが理不尽だということは理解しています。

それでも世界は理不尽なのです。

 

毛深い人も問題なく生きられる世界は理想です。

でも、理想は理想。

現実で問題が起きている間、僕たち毛深い人たちは対処しなければならないのです。

 

僕もかつては腕毛や胸毛が濃かったのでわかります。

ケノンを使って脱毛するまで、ムダ毛のせいで何度も忸怩たる思いになった経験があります。

 

そして今、脱毛をして、毛深いことによるコンプレックスがだいぶ薄まり短パンでも町中にでられるようになったので言えます。

 

毛深いことに悩んでいる、コミュニケーションに問題を抱えているという場合は、躊躇せずに脱毛しましょう。

僕が使っているケノンでも、クリニックでもいいのですが、脱毛しましょう。

毛深くなることが定めとして生まれてきてしまった僕たちは、その運命を自ら変えていくしかないのです。

 

などと真面目に書きましたが、ほんとうに毛深さが減るだけで自分の気持ちも周りの反応も変わります

迷っているなら、ぜひやってみるといいのではないでしょうか。

 

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